秋葉小夏パスポート

秋葉小夏パスポートの提示で、秋葉小夏当日、またその前後の有効期限内、加盟店でそれぞれのサービスが受けられます。


ーパスポートを販売する理由ー

秋葉小夏2016では、新たな仕組みをスタートさせます。
それは、「秋葉小夏パスポート」の発行。

単純にいえば、パスポートを持っていると、秋葉小夏当日のシャトルバスの利用ができたり、会場内で各種サービスが受けられる他、秋葉小夏当日前後の有効期限内、加盟店でそれぞれのサービスが受けられるというもの。

このパスポートの発行の理由として、まず運営資金をつくりたい、ということが挙げられます。秋葉小夏というイベントは、その開催に係るすべての必要経費を、実行委員をはじめ、理念を共有してくださる参加店舗の協力のもと、オリジナルのグッズの売上げや、当日の物販販売の売上でまかなっています。

今年は3回目の開催。今年も開催するからには、諸々の経費がかかります。これをどうするか。過去2年の経験から、同じ資金をつくるにももっとおもしろいことがしたい、もっと意味あるお金の生み出し方を手にしたい。そんな風に、単純な運営資金をつくりたい、という考えのほか、もうひとつ考えと思いがあります。

パスポートの有効期間を秋葉小夏の開催前後としました。秋葉小夏が始まる前から終わった後も秋葉小夏の理念のもと、様々なことに出会えるきっかけをつくります。

秋葉小夏の会場には、新潟という地域を中心として様々な場所から素晴らしいお店やさんや表現者が集まってきます。そして、訪れるお客様も意識の高い方々が多いです。社会の中のまちをつくる人々の交流が、秋葉小夏の当日という簡易的な場だけではもったいなく思うのと同時に、各店舗のほんとうの価値観は、お店という空間にあると思っています。

だから、そこに足を運ぶこと、そこを利用すること、店主の思いや考えに触れること、それが一番大切なことだと考え、その「きっかけ」をつくりたいと思いました。

このことは、地域活性や町おこしのためではありません。
漠然とした全体の一時的な盛り上がり、ではなく、質の高いつながりを継続していくことが大切だと考えています。
パスポートを通して受けれるサービスは、「値引き」だけではありません。もちろん割引きも消費者にとったらとても嬉しいことですが、加盟店舗・加盟する人には、それぞれの価値観や視点に触れられるサービスをお願いしています。

秋葉小夏2016のテーマは「幸福と住む」としました。
幸福とは、自分らしく生きれること
住むとは、愛着をもてること

少しわかりにくい内容かもしれません。
でも、そのなんだかわかりにくことが、秋葉小夏パスポートをもって様々な店舗や人を訪ねていくことで、なにかうっすらでも見えてくるといいなと思います。